私の母も自彊館の職員でした。
初めて自彊館に出会ったのは、中学の時、自彊館が開催する文化祭です。
その時の地域の方と職員の方を見てとても楽しそうだったことを覚えています。
短大卒業後は、母とはあえて違う施設で福祉に携わりたいと思い自彊館とは違う施設で働き出しましたが、子供が大きくなって正職員として働きたいという気持ちと自彊館の働きやすさを知っていることから、ここで第二の働き方を見つけたいと思いました。
自彊館はその歴史と知名度から優れた人が多く集まっています。そのため子供の急な予定が入っても相談もしやすいですし、有給も取りやすい環境です。これからも子育てと仕事を両立させ、いつしか子供もこの仕事をしたいと言われるようになればなんて考えています(笑)。
私が福祉に興味を持ったのは、小学生の時に足の不自由な方が困っているところを見かけて手を差し伸べたところ、とても喜んでくれたことがきっかけです。
また家族が福祉に関わる仕事をしていたこともあり、社会福祉士になるために大学では、福祉を専攻しました。
そして大学で知的障がい者の方と触れ合うボランティア活動をする中で、現場に出て、ご利用者と触れ合う施設で働きたいと思うようになりました。その中で私は高島市で生まれ育ったこともあり、この町でお世話になった地域の方のお世話がしたいと思い、自彊館に志望しました。
今はまだ一年目ですが、今後は施設のグループリーダーになり頼られる先輩になりたいです。
私は学生時代に初めて路上生活者の方々を目にしました。
はじめは何故、外で寝ているのだろうと疑問に思っただけでしたが、自分なりに調べているうちにそういう人々が社会にいることを知りました。
あの時に見かけた人にもきっと家族があって、それぞれの人生があって。そんな想像をした時に「何とかしたい」と思うようになりました。
大学では福祉学部に入学し、社会のことや福祉のことを学びました。そして歴史が長く、救護施設を持つ自彊館に就職しました。
私は高島市で生まれ育った訳ではないのですが、この町はとても住みやすく自然が多いため心が穏やかになります。
何より自彊館には様々な経験をされた先輩方がいるため、日々勉強になり考えさせられる毎日を送っています。
あの時に想った「何とかしたい」という気持ちを胸に、これからもご利用者に寄り添った介護をしていきたいです。