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Blog非常食作り・試食会(エフォール)

山田栄養士と大阪成蹊短期大学・栄養学科の実習生が考えてくださった「災害時でも出来る料理を作り試食する」プログラムが行われました。

 

先日、日向灘で発生した地震後、巨大地震注意の呼びかけがあったばかりの地震国の日本は、いつ大地震が起きてもおかしくない状態です。

災害が起こった際にライフラインが止まる事を想定し、洗い物が無いように、手も十分に洗えない、最低限度の条件で実施しました。

十分な食材や調理器具が無くても工夫次第で調理ができ、食事ができる事を学びました。

今日のメニューは以下の2品。

①ホットケーキミックスを使用した蒸しパン(チョコチップクッキー・マーマレード入り)

②切り干し大根(干しシイタケ・戻し汁と大豆、めんつゆ)

ホットケーキミックスをビニール袋に入れて結び、中身が混ざるようにモミモミします。

ビニール袋を熱湯につけ30分湯せん調理。その後熱いうちに巻きすで形を整え蒸しパンの出来上がり。

②の材料をよく混ぜて味を馴染ませ切り干し大根の出来上がり。

 

利用者の方々に袋に入れた材料をモミモミして頂きました。「柔らかい」との感想がありました。

 

 

切り干し大根には干しシイタケの戻し汁を使用。戻し汁はシイタケの出汁がでて良い香りがし、香りも楽しみました。

蒸しパンは、ぱっと見は伊達巻の様で、ふっくらと仕上がっています。

 

 

切り干し大根は普通に調理したものとほとんど同じ仕上がりです。

今回、蒸しパンは紙を折り簡易の容器を作り使用しました。

いざ、試食。。。

皆さん「美味しい!!」とすぐに声が上がり、試食品はあっという間に食べ終わりました。

数名の方が「まだあるの?」「お代わりが欲しい」と大好評でした。

 

日々の食事のありがたさを感じる良い機会となりました。

 

障害者支援施設 エフォール

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